ヒミツの伝説-11
「う、あうっ…」
しばらくすると、奈月の口から喘ぎ声が漏れ始めた。なにしろ、太い張り型が陰部に挿入されたままなのだ。一歩進むごとに、張り型が膣内を擦り、奈月の性感が刺激する。
「う、ううっ…う、…あ、ううっ」
全力で走ったために、張り型が勢いよく膣壁を掻き回し、セックスしながら歩いているのと変わらない状態になっていた。
「ううっ…」
これ以上走れなくなり、奈月は股間を押さえて立ち止まった。これ以上走ったら、道路の上でアクメを迎えてしまいそうだ
。
(こんなことまで…、してるのに…)
女の子として最も恥ずかしい部分を、毎日彼の前に剥き出しにし、膣を押し広げるために、卑猥な異物を挿入したままで生活している。数日後には、他の野球部員たちが見ている前で秘所を晒し、胎内にバットを挿入されることすら受け入れている。
すべては、弘志のためだと思うから、恥ずかしくても、辛くても必死で我慢しているのだ。それなのに、弘志は他の女の子と仲良くしている。
(許せない!絶対に!)
奈月は手で涙を拭いながら、心の中で叫んだ。