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「7年のジカン差」
【OL/お姉さん 官能小説】

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「7年のジカン差」-2

「…っう…っ……」
引き結んだ筈の唇から吐息が漏れてしまう。
「感じてる?」
真咲の問いかけに私は彼を睨みつけたまま、首を振る。
「そう」とそっけなく呟くと、もう片方の胸を摘まんでいた彼の指が離れていった。

胸から下へ脇腹を伝い、スカートの中の太ももをそっと撫でる。
「ココはどう?」
言葉と共に一番敏感な場所に固い指が触れる。
「ひゃうっ…!」
「こっちはさっきよりも反応いいね」

布越しなのに、強すぎる程の感覚が私の体を走っていく。
クリトリスを擦られて、摘ままれて。いつも通りに優しい愛撫なのに、頭の中まで浸食されていくみたいだ。
声を止めるのが辛くて、自分の掌で唇を覆う。
「いっ…ぅんっ……」
「結構、頑張るね。本当に感じてないの?」

私の返事を待つことなく、真咲はクリトリスを弄っていた手を下着の中に滑り込ませる。
…くちゅ。
「っゃあっ!!」
卑猥な音と恥ずかしい位に甘ったるい声が部屋に響く。
「嘘つき」
とろけるように意地悪な真咲の声。反論しようとするのに、頭が回らない。
いつの間にか下着をはぎ取られたそこに、硬いものが宛がわれる。

「…子供でも香苗さんを気持ちよくさせてあげることくらいはできるから」
真剣な目が私を見つめる。胸が締め付けられるようで、頷くことも忘れて真咲を見つめ返した。
そっと口元に置いたままの私の指先にキスを落として、ゆっくりと真咲が中に入ってくる。
「あうっ!」
ぬるりとした感覚と同時に、背中を快感が上ってくる。
そのまま、大きく突き上げられ、私の体は小さく跳ね上がる。

「ふっ…あ…んっ…あうっ…」
真咲の動きに合わせて、掌で抑えつけた口から嬌声が漏れていく。湧き上がる快感が強すぎて、抑えようとしている声が勝手に飛び出てしまう。
ほとんど我慢するのが苦しい程の責め方。強すぎる快楽に溺れそうだ。悲鳴を上げられない代わりに私の目から、知らず涙が零れおちる。

「ああ〜、もう」
突然、真咲は動きを止めた。きょとんとしている私の頬に手を当てて涙を拭う。
「香苗さんは、意地っぱりだなぁ」
「だって…私、大人だもん」
「…言っただろ?俺、香苗さんを気持ちよくさせることくらいは出来るって」

頭を抱えられ、唇が覆われる。激しいけど、優しいキス。
ゆっくりと私の中で真咲が動き始める。
「そのくらいには大人だから。苦しいときは甘えてよ」
「…あんっ…た…とえば…いつ?…んっ」
徐々に激しくなる腰の動きに、息が上がっていく。

「例えば、気持よくてどうしようもない時とか。ね?」
笑いながら真咲はもう一度キスをする。足を持ち上げられ、より深いところに侵入される。
「いやっ…そこっ…感じちゃう……」

くちゅ…ぐちゅ…
厭らしい水音が体の奥から響く。信じられないくらいの熱に犯されている。
クリトリスを指で擦られながら、性器を突き立てられる。
恥ずかしい格好も気にならないくらい、気持よくて仕方ない。


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