恐るべき子供たち-8
「でも…それは…」
「センセイにしか頼めないの。お願い…」
潤んだ瞳が寺内の思考を奪い去る。彼はもはや、由美の操り人形と化していた。
「じゃあ、下ろすよ」
寺内の言葉に由美は頷いた。
震える指先がショートパンツのボタンにかかる。不器用な動きのためか、なかなか外れない。
(これで少しは時間を稼げるわ。でも、これ以上は…)
不安気な表情で見つめる由美は、母が来るのを一心に願った。
「…ハァ…やっと…」
ようやくボタンが外れた。寺内の荒い息が由美のお腹にかかる。
ゆっくりとジッパーが下ろされ、純白のショーツが現れた。
寺内の興奮はピークに達していた。少女らしい飾り気の無い下着から香る、嗅いだことのない甘い香りのために、ぺ〇スは信じられないほど硬くなり、先汁があふれていた。
「じゃあ…」
分厚い手が由美のショーツに滑り込む。それは、自分が指示した位置より、かなり深かった。
(…ち、ちょっと)
「ゆ、由美ちゃん…ああ…」
寺内は激しい息遣いをさせて、怖いほどの目で由美を覗き見る。太い指先はさらにショーツの奥へと進み、恥丘に触れた。
「ちょっと…センセイ、そこ違うッ」
とうとうガマン出来ず、由美は寺内の手を掴んで激しく抵抗しだした。
「そんなこと云っても、もう止まらないよッ」
しかし、力で敵うわけがない。寺内の一方の手がキャミソールを捲り上げた。
「ちょッ…やめてッ!やめてよォッ!」
その時、外からドアを叩く音がした。
一瞬、寺内の動きが凍りついた。
(やっと来た…)
次の瞬間、由美はあらんかぎりの力で悲鳴を上げた。