エリザベスシリーズ・ファイナル-5
エリザベスについて
小さな子供人形たち…
私はいつまでも、子供人形たちと楽しく優雅に暮らしたい。
子供たちは、いつまでも可愛い女の子であって欲しい。
広ーい素敵なお部屋に住んで…
女の子らしく可愛くオシャレをして…
栄養タップリの美味しいご馳走を、お腹いっぱい食べて…
思いっきり遊ぶ。
それでイイの。
それだけで、幸せなんだから。
難しい教育とか、躾とか、マナーとか…
そんなものは一切、必要ないの。
ゲスな人間たちのワケの分からない考えを、可愛い子供たちに押し付けるなんて、私には耐え難い屈辱。
あの子たちは私だけの大切な大切な宝物。
いつまでも、ずっとずっと傍にいるの。
私はエリザベス…
気品溢れる高級人形。
そして、あの子たちは優秀で立派な子たち。
…以上が、悲劇の人形でのエリザベスです。
とてもワガママで自己中心的。
高貴でプライド高く、大の人間嫌い。
可憐なお嬢様と言うイメキャラで作品に登場しました。
私としては本来、エリザベスは…
「見た目には美しい姿をしているけど、ハッキリ言って臆病者。
でも、意外とシッカリしてて我慢強い。
子供への愛情は人間以上に深く、自分の命以上に子供を大事にする」と言ったイメキャラにしていました。
悲劇の人形では、メルファ…の元の作品を参考にして加筆修正したので、ああ言った傲慢キャラが出来上がったのです。
正直言って、作品を投稿してゆくうちにキャラ設定に違和感を覚えたのも事実。
そこで、メルファ…を投稿するに当たって、元の分にはなかった…
メルファには双子の姉がいる。
…と言う設定を新たに追加する形で、本来のイメキャラであるエリザベス嬢を登場させた次第です。
エリザベスドールのエリザベスも元々は同じイメキャラの人形だったのですが、PiPisに投稿するに当たっては、アニメ…『ローゼンメイデン』の真紅をイメージして再設定しました。
この作品が一連の動く人形作品の原点で、ガラスの仮面の劇中劇…『石の微笑』と、あの名作…『嵐が丘』を見て、作品を作ったのです。