重なり合う2人-9
「佑介の気持ち、私きっとこの先受けとめていくね。」
『え?』
由里子!俺の心が読めたのか?
そう思ってしまうほど、タイミングよく由里子がそう言うもんだから、その時、俺の顔は真っ赤になっていた…と思う。
♯♯♯
しばらくすると、佑介は私を抱き起こし、つながりを解かないように、私をそっと自分の上に乗せた。
その時、下から見上げた佑介の顔が、嬉しそうに笑っていたから、私もつられて笑顔になった。
『由里子…ちょっとだけ動かしてみるよ!』
「うん」
佑介は下からトンッと腰を突き上げた!
「あっ…」
『由里子…今、感じた?』
「かも…」
トンッ…トンッ…
「あ…んっ」
『平気みたいだねっ!』
「うん」
『んじゃ…いくよ!』
佑介はそう言うと、遠慮なく下から腰を突き上げ始めた。