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あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―
【教師 官能小説】

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重なり合う2人-8

「『ん・はぁ…ちゅ・ぴちゅ―――むちゅ・・』」



由里子は俺の唇に身を任せ、俺の舌を迎え入れると、優しく自分の舌を絡ませてくれた。



キスをしているうちに、由里子のこわばった体から、ス――ッ…と力が抜けていくのが分かった。



俺はキスを続けたまま、腰をゆっくりゆっくりと由里子の中に沈め、ついに最奥まで到達させた。



「『ふぅ―――っ』」



偶然同時に洩れた2人の吐息に、俺達は目を見合わせ笑った。



『平気?』



「うん」



俺は由里子と重なった状態のまま、俺のモノが由里子の中を拡げ、馴染むまでの間、キスをしながらゆっくりと待った。



「『ちゅっ…むちゅ・・はぁ…ん・くちゅん…』」



「佑介…」



『ん?』



「私ね、今幸せって思ったよ!」



『マジで?!俺、ヤバイ泣きそーかも…』



「佑介ったら、おおげさだよ!」



『ははっ…わりぃ』



俺は笑ってごまかしたけど―――



胸が張り裂けそうなこの気持ち…



合わさった体から、由里子に伝わってしまいそうで照れ臭かった。


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