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あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―
【教師 官能小説】

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由里子の決断-6

私が佑介に言われた通り、体の力を抜いた瞬間―――



佑介の長い指が、私の中にスルッと入ってしまった。



「あ…イヤ―――っ」



激しく声をあげた私に佑介も驚いたようで、しばらくの間は私の中でじっと指を動かさないでいてくれた。



『少し落ち着いた?』



「うん…」



私の頷きを見届けると、佑介の指が除々に私の中をゆっくりとかき回し始めた。



「あっ…はぁ…」



程よい痺れ感が私を充たしていく。



「ふぅ―――っ…あぁっ」



佑介の指が私の中の感じる場所に当たるとビリッ…と電流が流れ、その度に私の背中はのけぞった。



ビクンッ…ビクンッ…



そしてその時、恥ずかしい程の声が洩れてしまった。



「あぁ―――っ…佑介っ―――いいよぉ―――」



『由里子、そんなに締めちゃダメ…力抜いてみな!』



「ダメ…わかんない!」



佑介は、一旦スルッと私の中から指を引き上げた。



「あっ…」



『今、抜かないで…って顔したろ!』



「イヤ…うそっ!」



佑介はニヤニヤしながら私の膝をグイッと広げると、『いい?ラクにしてて…』と言った。



そして指先を私の入り口に当てると、そのまま奥までニュルッ…と入れ、すぐにシュルッ…と引き抜いてしまった。


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