お江戸のお色気話、その2-2
「それからあたしは履き物を脱いで、上がったんですよ、
奥方を抱くために、
その時、あたしは気になってあの美しい娘を探したのですが、
どこかへ隠れたのか見えません。
(準備をしますからしばらくお待ちください)
という奥方の声を聞きながら、少しあたしは待ちました。」
「ふむふむ」という声と、
ごくりと生唾を飲むような音が、どこからか聞こえていた。
「それで、あたしは久しぶりに若くは無いが女を抱けるという思いで、
あたしの肉棒はビンビンに張り、異様に元気になっていました、
それから・・いよいよ・・という段取りになりまして・・
恥ずかしいのか、
衝立を立て奥方はあたしをそこに招き入れたんです、
そこには質素な布団が敷いてありましたが、元武家の奥方らしくきちんと
されていました。
枕元には白い懐紙が置いてありまして、
ことが終わった後にあそこを拭き取るのでしょう、
でもなんかあたしはそれを見て興奮していました。
奥方は恥ずかしそうに、
顔を隠して襦袢だけで布団の上に横たわっていました、
その艶かしい姿に、あたしはゾクゾクしました。
奥方も観念したのでしょう、
でもあたしには奥方も興奮しているのがよく分かりました。
久しぶりに男に抱かれるからでしょう。
それであたしはすぐに着物とふんどしを脱いで裸になり、
奥方のところに行き襦袢の前を開かせたのです、
そうすると、白い大きな乳がポロンと出て、その形の良さと、
白さはとても娘を生んだ身体だとはとても思えないんですよ、ご隠居」
「ふむふむ・・それでどうなった?」
老人の顔も次第に紅潮していた。
「はい、それであたしは女の肩を抱き、乳を弄りながら聞きました、
(いつから、男と交わりをしていないんだい)
と聞くと、(あぁ、お恥ずかしいです、もうだいぶ・・になります)
と言うのであたしは(では俺の太いのを後でゆっくり入れてやるからな)
と言って、女の股ぐらに手を突っ込んだんです。
すると女は悶えながら
(あぁん、はぁ・・お願いいたします)と言って目を伏せるのですが、
これが年増の色気とでも言うのでしょうか、
あたしの一物は更にビンビンになりました、それから・・・
奥方は、(どうすればいいのですか?)と聞くものだから、
あたしは(あそこが良く見えるようにしてくれ)、
というと、奥方は恥ずかしそうに、(わかりました)と言い、
白い股を開いたんです」
「ふむふむ・・」
「その女は年に似合わず恥ずかしがり、少し股を開いただけなので、
(あたしはもっとあそこをちゃんとみせろ)、というと、
仕方なくあそこを大きくご開帳したんです」
金吉はそれを思い出して興奮しているらしく、
口元に唾を溜めていた。
それを聞きながら聴衆はため息をついていた。