魔性の仔Last-4
「…我が村の秘伝のクスリだ…」
飲み込んだのを見届け、男のは、早紀の身体に馬乗りになった。
「いやッ!やめて!やめてよッ!」
身をよじり、必死に抵抗をするが、手足を封じられてはどうすることも出来ない。
男の両手は胸元に掛かり、ブラウスを合わせ目から力任せに引き裂いた。
「きゃあーッ!ああーーッ!」
心臓がせり上がるような恐怖心。
「そう喚くな。クスリが効いてくれば、すぐによくなるぞ」
その手が下半身に伸びる。ベルトをゆるめてファスナーを開けると、下着ごと一気に太股まで降ろした。
あらわになった早紀の裸体に、男逹の目が輝いた。
「おお。やはり、おなごはこうでなくては。先ほどのは、痩せすぎてて旨うなかった」
「…や、止めて…止めてよ…」
早紀は涙を流して訴える。だが、それが男逹の欲情を増長させた。
「なんだ?先ほどまでぎゃあぎゃあ喚き散らしていたが、今度は泣き落としか」
「…あ、あなた逹のことなんて…し、知らないし…これからも…近づかないから…」
「いや、おまえ逹のような輩は必ずまた村を暴こうとやって来る。必ずな」
男は一旦ベッドを降りると服を脱ぎだした。
早紀はその間も懇願するが、男は聞く耳をもたない。
すべてを脱ぎ去り、裸になった。その彫像のような身体は、息を呑むほどの精悍さを誇っていた。
ただ一部を除いて。
「…あ…や…」
男が再びベッドに乗る。他の男逹によって、すでに早紀は剥かれてた。
男の手が、固く閉じた太股をこじ開けた。
「…いやッ、いやいやッ!」
受け入れる準備も出来ていない早紀の秘部に、男根の先があてがわれた。
「与えようぞ。最高の快楽を…」
男が腰を沈ませる。閉じていた秘裂を押し開き、花弁の奥へと入っていく。
強い圧迫感と抵抗に、男は顔を緩ませた。
「お、おお…やはり、若いおなごは良い…」
ゆっくりと時間をかけて奥へと進ませ、根元まで膣内に収まった。
「…ぎ…いい…くッ…」
身体を押し拡げられるような激痛。早紀は息を継ぐこともままならない。
「もうすぐだ…」
男はしばらくの間、肉壁の窮屈さを味わっていたが、やがてゆっくりと腰を引いた。