SEXの条件・学級委員長 川崎静奈 C-7
俺はしずの顔を見ないように、上半身に自分の胸板をぴったりとくっつけたまま、枕元から取り出したゴムのパッケージを口で破った。
片手でもどかしくそれを装着し、指先でしずの入り口を探る。
ぬるぬると湿った卑猥な果実。
両足を持ち上げてそのぷっくりとした合わせ目に硬いモノをあてがうと、先端から伝わるしずの体温が、俺を奥へ奥へと妖しく誘(いざな)った。
「ヤマト……」
しずが掠れた声で俺の名を呼ぶ。
「……終わったら……私……エッチしたことも忘れちゃうと思うから……」
最後まで強がるしずの大人ぶった笑顔が痛々しい。
やってることとはまるで合わないけれど、俺はその時、以前どっかの教会で見た聖母マリア像を思い出していた。
その神々しい顔は、一瞬だけいつもの「オカン」に戻ったような気がした。
「お前には……やっぱかなわへんわ……」
俺は急に泣きたいような気分になって、しずの身体を強く抱きしめた。
ほんまに情けないけれど、今の自分には、しずの刹那の願いを叶えてやることぐらいしか出来へん―――。
俺は覚悟を決めて、しずの中へゆっくりと侵入を開始した。
……ギチギチッという抵抗感。
想像していたよりかなりキツい、処女のような締め付けに面食らってしまう。
それは、俺が今までさんざんヤってきたどの女のモノよりも初々しく、神聖な感じがした。
こんなキレイな身体やのに……誰とでも寝るなんてやっぱ嘘やろ――?
今までの男と、どんな顔でエッチしたんや……。
「……あっ…ぅ……ヤ…マト……」
切なく喘ぐしずの声がたまらなくエロい。