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あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―
【教師 官能小説】

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祐介の挑戦-7

「関係なくねぇよ!」



『何で?』



「俺にも色々あんだよっ!」



『は〜ん…』



何だよっ…その意味ありげな顔はよ!!



『神木っ。お前はこれ以上、俺に何言わせたいんだよ…』



明らかにイラつき、早いとこ話を切り上げたい!と言わんばかりの佐々の態度…



「だから、由里子のことはもういいのか!って聞いてんだよ」



『いいのか?って何だよ…』



「あっ?!ごまかす気?」



『はぁ…』



佐々は小さくため息をつくと、ついに気持ちを決めたのかゆっくり口を開いた。



『別にごまかすつもりはないよ… ただな―――佐伯は俺じゃダメなんだよっ…』



佐々の思い詰めたようなマジな顔―――初めて見た。



ヤベェ佐々のこの顔、男の俺から見てもかっこいい…



由里子に見せたくねぇな、この顔…



かなわねぇかも…



―――っていうか、コイツもしかしてまだ由里子に気持ちが残ってるとか?



俺は嫌な予感がした…


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