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あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―
【教師 官能小説】

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祐介の挑戦-5

    ♯♯♯



養護の山口先生がいなかったので、由里子をひとまずベッドに寝かせた。



『由里子、少し着いてよっか?』



「佑介ありがとね…でも、もう大丈夫だから行って!」



『ホントに平気?』



「さすがにこれ以上は甘えられないよ!」



『そうか?じゃあ、なんかあったら遠慮なく俺んとこ来ていいからっ!』



「うん、ありがと!」



『おぅ!』



ここは由里子の主張を受け入れ、俺は保健室をあとにした。



    ♯♯♯



俺が保健室のドアを出た瞬間―――



由里子の様子を見に来た佐々と鉢合わせした。



「あ…せんせー」



『神木っ…戻んのか?』



「うん…っていうかさぁ、ちょっといい?」



俺はとっさに佐々を呼び止めていた…



電車の中で聞いた話が、ずっと引っ掛かっていたから…



この際はっきり確認する為に―――



『あ…何?』



佐々はあからさまに嫌な顔をした…


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