狂気の朝-4
―――由里子、今助けてやるからな…どうか無事でいてくれ!!
俺ははやる気持ちを抑え切れないまま、二階への階段を駆け上がった。
由里子の直面しているであろう危機を思うと、俺の体中の血が沸騰し、怒りが全身を駆け巡っていた…
階段を上がったすぐ右手に、赤いハートのペイントがされたドア飾り…
そこに刻まれていたのは、“YURIKO”―――の文字。
俺は目を閉じ呼吸を整えると、ドアレバーを下げ部屋に入った。
朝だというのに一級遮光のカーテンでおおわれた室内は薄暗く、汗の混じったムッ…とする匂いに、俺は思わず顔を歪めた。
暗がりに目が慣れてくると、部屋の中ではおぞましい光景が繰り広げられていた。
壁ぎわに置いてあるベッドの上では、義父が全裸の由里子の上にのしかかり、組み敷いているところだった。
――――――?はっ――――――!!!
よく見ると、義父は由里子を組み敷きながら、ギシギシとベッドを軋ませ、由里子の下半身に深々と自分の腰を打ち付けているではないか!!
今、目の前に繰り広げられているおぞましい地獄絵図に、俺はこの世の終わりを見たようで吐き気をもようした。
―――クソッ―――っ!!間に合わなかったか―――!!!
義理の娘を犯す狂った義父は、その異常な行為に髪を振り乱して興奮し、ウォーウォーと獣のような呻き声をあげながら、娘を蹂躙し続けている。