メルファ・人形残酷(?)物語2-10
「その方がイイかも」
「だけど、メルファが素直に受け入れるかどうかが不安ね?」
マルシアの思いだ。
ボックルが言う。
「ワシらの命令は絶対じゃ。どんな理由があっても拒否する事は出来ん」
「拒否出来ないとなれば、メルファは逆ギレして子供たちを1体残らず殺してしまう可能性も否定出来ません」
唖然とするボックル。
「そんな事、ないじゃろう?」
「メルファなら、やりかねません。子供1体を踏み殺しておいて、平気な顔をしてますからね」
「じゃあ、どうする? もうしばらく、様子でも見るか?」
「そうですネェ…」
どうやら今後…
この線でメルファとの対処法を進める事になりそうだ。
つづく