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あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―
【教師 官能小説】

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由里子の秘密-6

    ♯♯♯



「私…きれいな体じゃないの」



『それは、バージンじゃないって意味?』



先生は話の真意を探るように、私の瞳の奥を見つめた…



「ううん…そうじゃない」



私は何から話せばいいのか迷い…言葉を探した。



先生は、私が最初の言葉を紡ぎだすまで、辛抱強く待っていてくれた。



「私ね、小さい時から―――お義父さんに裸にされて―――体触られたりしてた。―――それは今も続いてて、時々―――」



『――由里子やめろっ!!………もういいっ。――――――もう分かったから』



先生の叫んだ声がかすれ、話の途中で私を抱きしめた先生の腕が、背中でブルブル震えている。



「………先生?」



やっぱり、言わない方が良かったのかな?



こんな話聞いたって、先生はきっとイヤな気分になるだけだよね。



―――そう思った時だった。



『由里子―――偉かったな。お前…今まで1人で抱えてきたんだろ?』



先生は、そう言って私の頭の上に手を置くと、胸にそっと抱え、背中を優しくさすってくれた。



そして、そのままこう言った。


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