ハニードリッパー10-3
[ ミキ… ]
ケイジは上体を起こすと私の髪を両手でそっと抱き寄せてチュッチュッと軽くキスしてくれる。
[ 疲れてないの?… ]
ケイジの胸の上に倒れ込んで耳を当ててみた。
コトッ、コトッて絶え間なく脈打つ音が私には胸の奥で燃え続ける炎を思わせた。
肩を抱いてくれて…
それからやっぱり、おっぱいを触る。
[ ヤダったら…
その気になっちゃうわ ]
[ いいじゃん… ]
[ よくないわよ、私はまた明日から仕事なんだから…ぁ… ]
乳首を摘まれて、私は本当はしてほしくて仕方ない。
今日で連続3日もヤッちゃってる。
後日談になるけど、ケイジたちのプロデビュー…
あんなに素敵なステージだったのに今回も叶わなかった。
私はいろんな意味でハニードリッパーが最高だと思っている。
さんざん指で…
舌で撫で回されてねとねとになってしまった私の芯はそれでもいつもなら、もうとうにイッてしまってもおかしくないのにいつまでもぬくもりを貪り合っていたかった。
私がこの世で一番愛しているケイジがズブっと入り込んで来ると
[ ひゃぁ… ]
思わずへんな声をあげて体を震わせてしまった。
突いて…
もっと…
もっと激しく突いて…
めちゃくちゃに壊されてしまいたいの…
私は来年も合宿に参加する。
ずっと、ずっと…
いつまでもケイジの面倒を見て、それで私はときめきと…
これ以上ない幸せをもらうの…
[ ハニードリッパー ] 完結