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彼女と私の恋愛事情!?
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彼女と私の恋愛事情!?1話〜私のコンプレックス自己紹介〜-4

「それにほら、冬姫は日比野のことが好きなんだろ?」

「う、それは、その、なんというか・・・・・」

「あはははは、冬樹可愛いー。」

途中で口ごもってしまい、真樹に思いっきり笑われた。

そこに唐突に次の授業の先生が入ってきて、真樹との話が中断された

そして、しばらくして授業が終わり

「・・・はい、今日はここまで。」

とそっけない一言を残してで先生は出て行きました。

「はぁ、やっと終わった〜。」

「あはは、冬姫疲れきった顔してるね〜」

声のするほうをふと見てみると真樹が話しかけに来ていた。

「ところで、愛しの彼女また来てるわよ?」

悩みの種とともに

「え?千影ちゃんが?」

真樹の指す方向を見ると千影ちゃんがドアから顔を覗かせていた。

にっこりと笑ってこちらに視線を向けている。

その視線が痛いです。

いかないと大声で呼ばれそうな気がして。

仕方なく、千影ちゃんのところまで行く。

「どしたの?」

「いや、なんとなく会いたくなっただけ。」

などと言われてしまいました。

ああ、これが私の『彼氏』からのセリフだったらどんなにいいことか。

正直ちょっと返答に困ってしまう。

それが原因だったか。

「あ、そ、そう。」

そっけなく答えてしまった。

一瞬千影ちゃんの顔が暗くなったような気がした。

「うん、やっぱり好きな人の顔みると落ち着く。」

逆に私は落ち着きません!

また後ろでひそひそ声が聞こえる気がする。

ふと後ろに視線を向けてみると。

一瞬、日比野君と目が合った。

同じクラスだけど、あんまり話さない。

・・・そしてすぐ興味ないという感じでそらされてしまった。

「どうしたの?」

千影ちゃんが心配そうにこっちを見ながら聞いてくる。

「あ、いや、ちょっとこっち来て。」

せめて話すなら、人気のないところにいきたい。

「いや。」

「え?」

初めてだった千影ちゃんから拒絶の言葉が出たのが。


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