合宿の夜-3
『は....あぁ....』
蓮はさいしょゆっくり入れるのが好きだ。
あたしの中を味わうかのように、ゆっくりピストンする。
蓮....いっつもより固いし大っきいよぉぉ....
『あっ、はあ....っ!蓮〜!!』
「もう速いの欲しくなっちゃったの?」
その言葉と同時に、突然緩慢な動きに獰猛さが増す。
後ろからってのもあるのかな....蓮、獣みたい。
『あぁ!!あっあっあっはぁっ!!
ダメ蓮!息つづかない!!』
「柚奈こそ締め付けすぎ。あんまもたんかも。ワリ。」
『あ、あぁん!!はっ、はぁぁっ!!
蓮っあたしまた....っ!!』
「いーよ。一緒にイこ?」
『あ....あぁ!!蓮っ!中に欲しい!!』
「おま....は、っあ、知らねーぞ?」
『あっ!!ダメ、イッちゃう!!あああ!!
あぁあああぁぁ!!』
そして、二人で一緒にはじけた。
『蓮....けっきょく中に出さなかったね。』
「おまえあそこでそーゆうのマジ反則。
ハッキリ言って迷ったし。」
『ごめんなさい』
しょぼんとしてるあたしを、蓮が抱きしめた。
「俺らまだまだこれからなんだからね?
そーゆうのはちゃんとできる年とか状況になるまでとっときたいの!!」
....
それって。
結婚とか、未来のコト考えちゃってもイィのかな?
ちらっと蓮の方を見上げると、“いま俺の顔見ちゃダメ”と言わんばかりに目もとを手でふさがれた。
『....エッチしたの、みんなにバレてないかな』
「どーだべな。会館からはちょっと歩いたトコでしたけど、柚奈声デカかったし。」
『〜〜〜〜っ!!』
そやってゆって笑って、手つないで会館に戻った。
みんなにバレてたかはご想像におまかせします。
完