投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

美奴隷・女として
【その他 官能小説】

美奴隷・女としての最初へ 美奴隷・女として 4 美奴隷・女として 6 美奴隷・女としての最後へ

美奴隷・女として(1)-5

(4)


そこでのカルチャーは昼間の受講でしたので生徒さんは殆どが女性です。
主にこういう昼間の時間のカルチャーは、
主婦の方が多いようなのです。


明るいその教室は広く、
生徒さんはそれぞれキャンバスに絵を描いていました。
先生は優しそうな感じの35歳位の男性で、
人気のある先生だと聞いていました。


先生は見学の私に気が付くと
気さくに優しく声を掛けてくれました。
初め私は遠慮していたのですが、
生徒さんの女性達も気安く声を掛けてくれるのです。


いつしか私はそこでの教材を使い、
教わりながら絵を描いていたのです。

私はそんな雰囲気が気に入り親しさを感じました。
その場で私はその教室に入会しました、
そこでの受講は1週間に1度のようです。


私はその絵画教室に通っている内に、
絵を描くことが面白くなってきたのです。


元々絵が好きで若い頃はスケッチブックを持って
野外に写生に出かけたものでした。


それも結婚し、いつしかそんなことを忘れかけていたのです。
そして何かしたいと思っていた時、
ふと見た絵画募集が私のきっかけだったのです。

その先生は特に何かにつけて私に眼をかけてくれたのです。
それは私が他の生徒さんの目が気になるほど感じていました。


いつしか私はその教室で、先生のお気に入りとなっていました。
生徒さんの女性達は私よりも年輩の人が多く、
私が浮いた格好になっていました。

そんな私を嫉妬で見るように感じてきて、
次第に私は孤立したように感じていました。


ある日私は家から先生が私にそっと渡した
携帯の電話番号を掛けていたのです。
先生が「いつでも何かあれば掛けても良いですよ」
と言った言葉を思い出したのです。


私はドキドキして躊躇いながらも決心して電話に向かいました。

「先生、美奈子です・・突然お電話を掛けてすみません」

「いえ、気にしなくて良いですよ、
いつか貴女から掛かってくると思っていたし」

先生は初め私の電話に驚いたようですが、
私は先生の優しい言葉にほっとするのです。

「えっ、本当ですか」

私は先生の意外な言葉の意味をその時にはよく分かりませんでした。


美奴隷・女としての最初へ 美奴隷・女として 4 美奴隷・女として 6 美奴隷・女としての最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前