美奴隷・女として(1)-4
「うふふ、そうありがとう、
貴女にそう言われると素直に嬉しいわ、ところでね・・」
「だって本当にそう思うのですもの、はい・・ところで?」
「ところで、時間ある?久しぶりだし、良ければ何処かでお茶しない?」
「ええ、良いわよ、私も時間はたっぷりあるから」
私と恵美さんは顔を見合い微笑みました、私は彼女が好きでした。
美人でありながら明るく屈託のない性格が私は好きなのです。
私にはないそんな彼女の明るさが羨ましいこともあります。
彼女と居ると私まで嬉しい気持になってくるのですから。
しかし、そんな彼女にも
人には言えない秘密がある事を私は知ってしまうのです。
そのお話はいずれお話しすることにいたしましょう。
以前私は持て余している時間を過ごすために
テニスクラブでテニスを習っていたのです。
そのとき一緒に同じクラブに来ていた彼女と知り合ったのです。
明るく朗らかな恵美さんは直ぐに私とうち解けて、
それ以来私と友達になったのです。
その内私が手が痛くなってテニスを辞めてしまい、
それ以来合っていませんでした。
その頃、彼女の旦那様も仕事で出張が多く、
暇を持て余していたようなのです。
そんなところが私と似ていて気が合い、
その頃はよくお話ししていたのです。
それに明るく美人の彼女でしたので、
クラブでの評判は良くもてていたようです。
男性のコーチの人や、
会員の男性から声を掛けられているのをよく見かけたものです。
久しぶりの再会に話が弾み、
喫茶店でお茶を飲みながら話が弾んできたのです。
今の彼女はテニスを辞めて
カルチャーセンターの書道教室に通っているようです。
私の話を聞くと、
彼女は私に同じカルチャーセンターの絵画教室を私に勧めるのです。
私はそれから、彼女の勧めるままに
そこの絵画教室を見に行きました。
そのことが今迄の私を変える禁断の世界に入ることなど
思ってもいませんでした。