エリザベスドール4-7
「じゃあ、誰が犯人なんだよ!?」
「知らないよ!」
「知らないワケねえだろう!?」
「知らないったら!」
「テメェ、イイ加減にしろよ!」
なかなか真実を言わないルークにディックの怒りは治まらない。
ルークをブン殴ろうと拳を挙げた。
直前になって、ディックは誰かに腕を掴まれてしまう。
「やめなさいディック」
横からでディックを制止したのは、1人の女の子である。
「邪魔をするなシェリー! 俺は、事件の真相が知りてえんだ!」
女の子はディックに詰め寄る。
「だからと言って、彼を責めたって仕方がないでしょう?」
「何を言ってやがる!
コイツは最後まで、ジミーといたんだぜ!
絶対、コイツが犯人に決まってる!」と、タックルが反論する。
続く