アブノーマルな彼を好きなノーマルなあたし。-3
「で、あたし、吉沢さんの人類ランキングでは何位ですか?」
「人に順位なんて付けられないよ」
「あたしに百以下の順位付けといてよく言う!!」
「一番は裕也かな」
「付けたよ!!」
「あぁ…、裕也…」
「…」
…あぁー!!もう!!
こんな報われない恋ってあり!?
むしろこんな自由な人間ってありぃ??!
「…吉沢さんのブ男」
「麗菜ちゃん、お金あげるから今すぐ眼科行っておいで」
「あたし、視力3.0なんで」
「…ブ男っていうのは?どういう意味?」
「言葉のまんまです」
「…調子こいてんじゃねーぞコラ」
えー!!吉沢さん??!
「チョイ悪!!格好いい!!!」
「やだな麗菜ちゃん、正直者だね」
あ、戻った。
「…あたしより吉沢さんの方が調子いい…」
「うん、絶好調だよ」
「いやそういう意味ではなく…」
説明もめんどくさいわ…。
「もう…。あたしと付き合って下さーい」
「いいよ」
「わーい…。…えぇー!!ホントですか??!それホントですか??!」
「うっそぴょーん」
「…」
誰か…。
このKYに天誅を…!!