セクシャルな講義(5)-5
「では、乾杯といくか!」
「はい、せんせ!」
「乾杯!」
三人は、そのグラスを重ね、ウイスキーを飲んだ。
ママと、恭子の白く悩ましい喉がそれを飲み込む。
(ふうう)と二人は熱い吐息を吐いた。
私も熱い液体が喉元を過ぎながら、身体が熱くなってくる。
「さあ、ママも恭子ちゃんも、裸になるんだ、いいね」
「あん、恥ずかしいけれど・・」
「私も、ママといっしょなら」
「うん、私も脱ぐから、三人一緒だよ」
「はぁい・・」
私の呪文のような言葉と、酔いとが二人の女は服を脱がせるのだ。
まるでそれは、エロビデオを見ているようだった。
(しかし、これは現実の話でもある)
私が率先して裸になると、二人もつられて裸になった。