セクシャルな講義(5)-4
「恭子ちゃんには、今彼氏はいないのかな、それを聞きたい、
それ次第では、この後の講義のレベルが違うのでね」
「え、講義のレベル・・ですかぁ?、あ・・彼氏ですよね、
今はいません」
「そうか、もうひとつ、当然セックスの経験はあるんだろうね」
「いやん、せんせっのエッチ・・言うんですか、今」
「そうだよ、それを聞かないことにはな」
「わかりました、はいありますぅ・・」
「ママは?」
「今はフリーですぅ・・でも何でそんなことを聞くんですか?」
「分かっているだろう、ママ・・
本当の講義とは(あれ)も実践してこその講義なんだよ、
だから聞いたんだ、わかるね」
そういいながら、私は二人の顔を見てウインクをした。
「えええぇ・・!」
と言い、二人の美しい女性はその意味を理解しながらも、
それを拒否しないのを私は知っていた。
ママも恭子も、もうその気になっていた、
女性もここまで来ると理性は飛び、
欲情が脳を支配するようになる。
彼女たちのその思いは、
自分をその究極の高まりの中に溺れたいのだ。
私が彼女たちの乳房を触り、
下着の中に手を入れ、そこの女の部分に触れたとき、
彼女達の抑えきれない欲望に火が点いたのだ。
その証拠は、彼女たちの(濡れて)いる現象だった。
二人は私に、(気持ちよくされて、感じたい)のである。
多分二人でなければ、こういう展開には成らないだろう。
真梨子と恭子の双子みたいに気の会う二人だからこそである、
一人では、こうはいかないだろう、
と私は思うのだ。
そして、その相手が私だからでもある。
私の実技テクニックは、まだご披露はしていないが、
今までの講義でその知識は認めるだろう。
それを彼女たちの身体で、これからしようという訳である。
私はママにいった。
「ここでは、なにをするのに狭いから、あそこに行こう。」
私は、店の壁際にある大きなソファーを指差した。
「はい、せんせ・・、ね、恭子ちゃん、行きましょ」
「はい、ママ」
二人は顔を見合わせ、微笑んでいたがその顔は興奮していた。
私たちは、その大きなソファーに移動した。
私も内心はドキドキしていたが、腹は決まっている。
「ママ、景気づけにストレートで一杯やらないか」
「ああ、そうね、じゃぁ、これは私の(おごり)ね」
そう言うと、
ママはカウンターの上に置いてある高級ウイスキーのボトルを持ってきて、
三つのグラスに半分ほど入れて、ソファーの前のテーブルの上に置いた。