セクシャルな講義(5)-3
(16)
もう夜も更けていたが、
私と美しい二人の女性との本当の夜は、これからかもしれない。
私は美しい真梨子ママが好きだし、
恭子も身体は肉感的だが乙女のように
素直で可愛い、(どちらかの女性に決めろ)と言われても困るのだが。
二人を諦めるか、どちらかを選べと言ったら、それは出来ない。
欲張りだが両方の女性を選ぶだろう。
私は直感的に感じていた、
真梨子も恭子も、今日だけは自分を忘れ本能に任せたいのだ。
はっきり言うと(感じる女になりたい)のである。
そのきっかけをつくったのは私だが、
彼女達も自分の意思でそれに乗ってきた。
そうだとすると、その手に乗らないわけにはいかない。
ここまで彼女たちを、その気にさせて、今更止めるわけにはいかない。
そう思うと私は心に決めた。
それは二人に(究極の愛の指導と実践)をすることである。
「では、ママ、恭子、これから私の本当の性教育をしてあげる、良いね」
「はいぃ・・お願いいたします、せんせ・・」
「私も、お願いします、せんせ・・よろしくお願いいたします」
私は、ここで二人の女性に聞いておかねばならないことがあった。
「恭子、わたしはずばり聞くけれど、素直に言うんだよ」
「はい、何でしょう?・・せんせ」
「ママもだ」
「はい・・」
「さっき、ママには聞いたけれど、もう一度聞いておきたいんだ」
「あん、はい・・」
二人の女性は、私が何を言おうとしているのか、
じっと熱い目で私を見つめていた。