背徳の時間〔とき〕B 後編-12
ズズズ…と真由花の尻の内部を押しひらく感覚が和気の親指に伝わる。
ふぅ、さすがにここはキツイな…。
和気は真由花の尻の感触を指で感じ取ったあと、真由花にこう聞いた。
『どう…イヤじゃない?』
「うん…イヤじゃない。」
『それじゃ、もう少し…。』
和気は更に2センチほど奥へと沈めた。
「ん…ふぅ。」
尻内部への刺激だけで、真由花の口からついに喘ぎが洩れた。
『真由花、もう少しいけるか?』
初めてのことで真由花には解らなかったが、自分ですら触れたことのない場所を、和気の指に責められてみたかった。
「うん…。」
和気の指が、更に奥へと沈められた。
『真由花、俺の親指、真由花のお尻に全部入ったよ。』
「はぁ、和気さん…。」
『これからどうするか解る?』
普通なら、中の指を動かしたり、ピストンさせて刺激を与えるはずだが…。
『真由花…ここはこうするんだよ。』
和気はそう言うと、真由花の尻の内部に埋めた指先を、ゆっくりゆっくり引き抜き始めた。