SEXの条件・学級委員長 川崎静奈 A-7
「……今日はあかん。友達と約束あるし……また今度……な?」
俺はのらりくらりと言い訳しながら雪乃の身体を引き離そうとした。
「ヤダ!約束なんか断りなさいよ。もうこんなになってるくせに……」
雪乃の長い指が、半立ちになっている俺の竿を、学生ズボンの上からねっとりとさすりあげた。
「……アホ…やめって……」
立ち上がった肉茎の裏側を何度も往復する指先の温もり。
その動きに吸い寄せられるように急激に下半身に血流が集まり、全身から力が抜けていくのがわかった。
「……ほら……すっごく硬くなってる……」
雪乃が素早く俺のファスナーを下ろす。
その狭い入り口から侵入した雪乃の手は、器用に俺の下着を引きずり降ろして直接陰茎に触れてきた。
先端からにじみ出した粘液を指先でぬぐいとって、亀頭全体にぬるぬると塗り付けられると、その部分の感度が急激に高まっていく。
「……ちょ…マジで…ヤバいって……」
焦る俺を無視して、雪乃はファスナーから俺のモノを引っ張り出すと、その場にひざまづいてそれをいきなりくわえ込んだ。
女の粘膜にずっぷりと包まれる生々しい感覚が、俺の下半身を温かく痺れさせる。
「………雪乃……やめろや……」
口ではそう言いながらも、与えられる強烈な快感に逆らうことが出来ない。
誰かに―――いや、「しずに」見られるかもしれないというスリルが、俺を変に興奮させていた。
しずがこんな俺を見たら―――アイツはどんなふうに思うやろう。
俺を見つめるしずの色っぽい表情が生々しく蘇る。
―――しず。
その名前を心の中でつぶやいた瞬間、自分でも戸惑うほど胸がザワついた。
「……ハアッ…ん…んぐ…口に出していいよ……」
大袈裟なくらいいやらしい声を出して俺を煽る雪乃。
異常なシチュエーションと、ペニスの表面を上下する温かい唇の感触に、俺はすぐにでも射精してしまいそうになっていた。
「……あ…かん…マジで出てまう……」
俺が呻き声をあげた時、教室の扉がガラリと開いた。
ハッとして振り返ると、そこには瞳を大きく見開いたしずが立っていた。