SEXの条件・学級委員長 川崎静奈 A-10
俺は男やし―――
お前は女や―――。
ちゃんとした恋愛をする自信がないから――俺はしずとの関係をずっとうやむやにしてただけや。
俺は我慢が出来なくなって、しずの口の中へ舌をねじ込んだ。
しずは微かに身体を震わせたが、怯えながらも俺を受け入れようとしている。
ぎこちなく縮こまっていたしずの舌が、俺の舌に遠慮がちに絡まってきた。
ヤバイ――――。
そのおずおずとした動きに、身体がカアッと熱くなるのを感じた。
今まで経験したどんなキスより自分が高ぶっているのがわかる。
なぁしず………。
お前となら、こんな俺でもちゃんとした恋愛が出来るやろうか―――。
教えてくれしず――。
俺はお前を、
幸せにしてやれるか―――?
その答えが知りたくて、俺は何度も何度も角度を変えて――深く激しく――しずの唇を夢中で貪り続けた。
END