背徳の時間〔とき〕B 前編-6
和気の指の刺激でピクンピクンッと背中がのけぞり、乳房をグッと和気の前に突き出す形となった。
硬く尖った乳首は、まさしく真由花の官能のスイッチだったようで、恥ずかしがり屋の真由花が、我を忘れなまめかしく腰をくねらせ始めた。
「はんっ、わき…さぁん、ピリピリするぅ。」
『真由花、気持ちいいの?今日はもっといっぱいよくしてあげるからね。』
真由花は「うん、うん。」と何度も頷き、せつないため息を洩らしている。
和気は真由花の大振りの乳房を両手でムニュッと握ると上向きにし、乳輪の周りから円を描くように舐め、乳首に到達するとチュッチュッと音を立てて吸った。
「んあ―、はぁ…ふんっ。」
和気によって与えられる刺激は、真由花の脳天からつま先までを心地よく痺れさせた。
「わき…さん、まゆか…もうガマンできないよぉ。」
『もう欲しくなっちゃったの?』
和気は驚いたが、『いいよ。』と優しく真由花の手を取り、風呂の淵に腰掛けた自分の上に真由花を誘導した。
『いい、真由花?自分で好きなように入れてごらん。』
真由花は和気の手に導かれながら、和気の上にそっとまたがると、秘所の入口に和気の硬いものの先端をあてがった。
すかさず和気がふざけ、トンッと腰を突き上げたので、真由花の入口に和気の先端がヌプッと入ってしまった。
「はんっ、ダメったら…。」
真由花は和気にふいをつかれ、無意識のうちに感じてしまった。