背徳の時間〔とき〕B 前編-5
『ダメダメ真由花…、もう一度やり直し。』
和気は小さな子供をさとすようにして、真由花をたしなめた。
「…うんっ。」
和気に再び促された真由花は、恥ずかしさに耐えるようにギュッと目をつぶり、再びタオルの前をゆっくりと開いていく。
左右に広げられてゆく真由花の細い腕が、プルプルと小刻みに震えている。
そしてついに、熟れ頃の果物のような、たわわに実った2つの膨らみを、和気の目の前にさらした。
『ほぉ―っ、いい眺め。』
和気がからかうので、真由花が恥ずかしくて首を左右に振ると、真由花の乳房も首の動きに伴いユッサユッサと揺れてしまった。
『もぅ…真由花は俺を誘ってるの?こんなとこで悪い子だな。』
「ち、違うよ。そんなんじゃないっ。」
真由花は否定したが、柔らかな膨らみに付いた小さな上向きの突起が、みるみるうちにツンッと硬く尖ってきている。
和気に見られたことで、真由花の女の部分が反応してしまったようだ。
『真由花、ここ。』
和気はそう言うと、真由花の硬くしこり始めた乳首を両手の指先でつまみ、コリコリとほぐし始めた。
「あぁ――んっ、そこはダメよ…わきさん。」
真由花の身体からはフゥーっと力が抜け、口からはたまらず甘い声が洩れた。