背徳の時間〔とき〕A-5
「あんっ。私もイキそう。」
ここ数か月、2人の感度の高まりは一致するようになった。
『まゆ…か、いっしょに…。』
和気は一層腰の突き上げを早め、真由花の秘所からは熱い愛液がほとばしる。
真由花は歯を食い縛りながら何度もうなずく。
和気が最後のひと突きをした瞬間だった。
真由花の内部の収縮と同時に腰が抜け、壁からずり下がったところを和気が抱き留めた。
『真由花…。真由花…。』
和気は果ててもなお、真由花を強く抱きながら、何度も真由花の名を呼んだ。
真由花は和気に気付かれないように、そっと涙を拭った…。
終わり