背徳の時間〔とき〕@-6
ゆっくり…。
ゆっくり…。
真由花を頂点へと導いていく。
『真由花のココ…すごく濡れてる。』
「イヤ…言わないで。」
『真由花の好きなココ…、もっとこすってあげる。ほら…こうだよ。』
「はぁぁ――ん。わ…きさん、まゆか…も、もう変になり、そう…。」
『いいよ。このままイッテごらん。』
和気はいつも優しい。
身体を合わせる時だけでなく、普段から。
真由花の欲しいもの。
食べたいもの。
できる限り真由花のワガママを聞いてくれる。
もっと一緒にいたい…。との望み以外は。
和気の腰が、真由花の中をえぐるような動きへと変わっている。