由里子と先生3-8
今度は佐々が由里子の唇をつっ突くように、一瞬だけチユッ、と短いキスをした。
由里子がふいに驚き、目をパチパチさせていると、スルッと肩から落ちるようにブラウスが脱がされた。
佐々はそれから、何度か由里子の胸の谷間と唇に、キスの雨を往復させ、由里子を恥じらわせた。
そうして、そのあと由里子はうつ伏せに寝かされた。
由里子の髪を佐々が慣れた手付きで1つにまとめ、クルッとねじり持ち上げながら、唇でうなじを愛撫しはじめた。
「はんっ、いいっ…。」
ここも由里子にはたまらなく感じてしまう場所だった。
丁寧に丁寧に、佐々の唇が細かく上下しては、由里子の白く細いうなじをほぐしていく。
「はうっ、あ…あんっ。」
うなじをくまなく責められた頃には、肩をプルプルと震わせ、ハァハァと熱い吐息を吐くほどになっていた。
佐々の尖った舌の先が、さらに仕上げのように由里子の首の筋を縦にツツーッとなぞった。
「はぁーっん、あぅ。」
佐々の舌は、由里子の首の筋を何度も何度も往復し、由里子の口から感応の喘ぎを紡がせた。
由里子はこうされると、泣きたいほどの快感に襲われてしまう。
「おねがい、先生…由里子もうガマンできないっ。」
由里子が下半身の疼きに耐えられなり、これ以上じらされるのが辛くなったことを佐々に訴えた。
由里子がこう言う時は、佐々に陰部への刺激を求めている時だ。
『もう降参か?まだ半分もきてないぞ。もうちょっとガンバレよ。』
冗談めかして佐々は笑うが、由里子の身体は本当に限界だった。
先ほどから、由里子のパンティーの中は、ヌルヌルと心地悪い状態になってしまっている。
下半身をよじるだけで、それが分かってしまうほどだ。
『しょうがねぇなぁ…。』
由里子が我慢できなくなると、佐々はいつもイジワルになる。
制服のスカートをはいたまま、佐々に手伝ってもらいパンティーを脱いだ。
その際、恥ずかしいことに脱いだパンティーから、由里子の愛液が糸を引き、佐々の指を汚した。
佐々は由里子の汚れを口でチュッと吸い取ると、座らせている由里子の膝を割り、陰部に顔を近付けた。
「はんっ、見ちゃダメ。」
由里子にとっては何度されても慣れない行為だ。
佐々は茶化すようにニヤッと笑うと、そのまま両手の親指を使い、由里子の秘所をグイーッと開いた。
「はぁ――っん。」
明るいところで佐々に恥部を開かれ、由里子は恥ずかしさで膝を震わせた。