難攻不落の科学要塞 前編-2
トモ「超巨漢の男、田中の体液をメインとした伝説の香水だ。田中本人しかつけてなかったがな」
ユッキー「うわぁ…」
タカ「ハイセンスすぎる……」
トモ「ちなみに試作品のバースト2号は、田中のクラスメイトを全員を昏睡状態に落としたため、危険性により製作中止になった」
ユッキー「逆に誰が作るのを協力したのか気になるね」
タカ「そもそもなぜそんなものを作ろうと思ったのか……」
タカ「さて、それにしてもそうでないにしても、ガスマスクは必須だろう」
ユッキー「そうだね」
タカ「ガスマスクは俺が明日までに調達しておく。明日、作戦決行だ」
トモ「OK。お守り代わりに、俺の嫁フィギュア持ってていいか?」
ユッキー「一体、科学部は何してるんだろうね……」
〜翌日〜
タカ「全員ガスマスクはつけたか?よし。いちにのさん!で突入するぞ」
トモ「3秒でカップラーメンできたら、苦労しないよな」
ユッキー「10秒でめんがすごいことになりそうだね……」
タカ「行くぞ。レディ……GO!」
トモ「イヤッホウ!!」
ユッキー「やあああ!!」
トモ「う……前が見えん!!みんな大丈夫か!」
タカ「いてぇ!拳を振り回すな!落ち着けトモ!」
ユッキー「本当に何にも見えないよ!」
トモ「みんなああぁ!!無事かああぁ!」
タカ「いた!トモ痛いって!この……バッ…痛っ……この変態ロリコン野朗!!」
トモ「ぐはぁあぁああぁぁ!!!」
タカ「やべ、やりすぎた。トモ、大丈夫か?」
トモ「………」
ユッキー「あれ?段々煙が晴れていく……」
タカ「ん?本当だ」
タカ「………」
タカ「…トモが…いない?」
ユッキー「確かにこっちにとんだのに…。誰もいないね…」
タカ「………あれぇ?」
その後、5分程トモを探したものの見つかることはなかった…。
ちなみに科学室はごく普通で、特にこれといったものは発見できなかった。
???「………」