由里子と弟-1
【今日はパパとママが親戚のお家にお泊りなの。
だから、家の中には中学2年の弟、ユウと2人きり。
ユウったら、最近やけに由里子を見る目がHなの。
最初は気のせいかなって、思ったんだけど、由里子のシャワーを覗こうとしたり、洗濯機に入れたはずの由里子のブラが、ユウの部屋から見つかったり。
女の子の体に興味がある年頃なのかしら?
この前もパパとママが寝たあと、こっそり由里子の部屋に入ってきて、突然『お姉ちゃんの胸が見たい。』なんて言うんだもの、ビックリしちゃった。
もちろん、弟に胸を見られるなんて恥ずかしいし、イケナイことだから断ったのに。
『どうしてもお姉ちゃんの胸を見ないと、勉強が手に付かない!』なんて言うの。
最近、ユウの成績が落ちてるって、ママが心配してて、由里子も気になってはいたんだけど。
だから、ちゃんと勉強をガンバルっていう約束で、ブラの上から胸を見せてあげることにしたの。
ユウったら、由里子の胸を見たらすごく興奮しちゃって、『ブラを外して、おっぱいが見たい!』って大変だった。
「パパとママが起きちゃったら困るでしょ。」ってなだめて、やっと諦めさせたの。
でも、パパとママは今日はお泊りだし。
ユウったら、またHなこと考えてなければいいけど…。】
トントンッ。
『お姉ちゃん、起きてる?』
「うん、まだ起きてるわよ。」
ガチャっと由里子の部屋のドアを開け、ユウが入ってくる。
ユウの手には、DVDのパッケージらしきものが握られている。
『お姉ちゃん、これ友達に借りたんだけど、一緒に見ない?』
ユウが差し出したパッケージには、裸の女の子が男性のモノをくわえている写真が写っている。
「ハッ、こ…これって、もしかして…アダルトDVD?!」
『うん、そうだよ!』
ユウは悪びれる風でもなく、いつものようにニコニコ笑っている。
『あれ〜、お姉ちゃんもしかして見たことないの?』
「なっ、ないわよ!」
弟にからかわれたことが恥ずかしくて、由里子はカーッと顔が熱くなるのを感じた。
そんな由里子にはお構いなしに、ユウは由里子の部屋にある、プレイヤーにDVDをセットして、再生ボタンを押した。