由里子と先生2〔特別編〜茜色の保健室で〜〕-6
実際、恋人としての関係がわずらわしければ、女友達として気楽に付き合っていくことも出来た。
しかし由里子の前では、ダメだった。
初恋の女の子にドキドキして、うまく想いを伝えられない中学生のような自分になってしまう。
クソッ、情けねぇ…。
『由里子、もう泣くなよ。俺、どうしていいかわかんないけど、お前を悲しませたくはないんだよ。』
喉の奧から絞り出された声は、佐々の心の悲鳴に聞こえた。
「先生が由里子を抱くって言うんなら、許してあげるよ。」
由里子の意志は変わらなかった。
そう言うと、由里子は涙で潤んだ瞳を佐々に向け、挑むような顔をした。
『いいんだな、俺本気にするぞ!』
佐々の理性が吹っ飛んだ瞬間だった!!
「うん、いい…」
返事をし終わらないうちに、由里子の唇を佐々の唇がふさいだ。
由里子の細い肩を佐々が抱き寄せ、唇が乱暴にこじ開けられた。
由里子の口いっぱいに佐々の舌が満たされ暴れた。
息ができぬほどだった。
由里子の胸は今まで経験したことがないほど激しく拍動し、その激しさに痛みすら覚えた。
佐々は自分の胸に由里子の胸をグイッと引き寄せ押しつけた。
そして由里子の激しく打つ胸の拍動のリズムを、自分の胸に響かせた。
狂った佐々の唇に、由里子の舌は何度も強く吸われ、そのたびに痛みが痺れとなって由里子の全身を貫く。
このまま壊れてしまいそうだった。
それほど佐々は由里子を激しく責め、自分のものとした。
由里子の痺れて感覚が無くなった舌先からは、2人の交じり合った唾液がしたたる。
佐々はそのしたたりを吸い取り、由里子の口に注いだ。
由里子は佐々から与えられたサラリとした液体を、夢中で喉の奧へと飲み干した。
佐々はもう自分の暴走を止められなかった。
『由里子、俺お前をめちゃめちゃに壊してしまうかもしれない…。怖いか?』
「ううん。怖くない。」
由里子は佐々から受ける痛みなら、どんな痛みでも耐えようと思った。
佐々は由里子のブラウスとスカートを脱がせ、由里子の小さな胸の膨らみを隠すブラジャーも外した。
小振りだか形のよい2つの膨らみが、佐々の手によってあらわにされた。
佐々はその膨らみの先に口付けをした。