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由里子と先輩
【調教 官能小説】

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由里子と先輩-1

ちゅるっ…ちゅるっ…
ちゅるっ…ちゅるっ…

部室に響き渡るリズミカルな水音。

時折そこに混じる、2人のため息にも似た吐息。

「はぁっ…由里子いいよ…この前より…舌の使い方…うまくなってる」

部室のロッカー前に置かれた青いプラスチックの長いす。

それに腰掛ける先輩。

由里子はと言えば、ズボンをトランクスごと膝までずり下げた先輩の前にしゃがみ込み、先輩の固くそそり立つそこに恐る恐る唇を付けている。

そして前回先輩から教えられた通り、片手を優しく茎に添え、ソフトクリームを舐める要領でチロチロと小さな舌を動かしている。

「じゃあ、今度は半分くらいまで口の中に入れてみようか」

先輩にそう言われ、由里子は素直に頷いた。

上目遣いで「こう?」と先輩を見上げ、口を開けてみせる由里子。

先輩が目を細め由里子に「OK」の合図を送ると、由里子は赤剥けた先端を軽く唇で挟みそのままくわえ込む。

その際、口中の唾液も手伝ってか、そこは面白いほど由里子の口の中にヌプヌプと収まっていった。

「…くっ」

低く呻き、由里子の髪を愛しそうにかき上げる先輩。

由里子はその仕草が嬉しくて、先輩にもっと感じて欲しくて、ゆっくりそこに舌を這わせ始めた。

くちゅり…くちゅり…

粘着質の濡れた音。

その自分の口から放たれる淫らな音に、由里子自身も興奮してしまう。



「一緒に手も使ってみようか」

そうふいに先輩から声を掛けられ、心の中を見透かされたようで由里子は恥ずかしくなった。

でも先輩の要望に応えるべく添えていた手を今度は輪っかにし、それで茎の下半分を優しく握り込む。

そしてゆっくり上下に動かしていく。

「んっ…うまいよ」

少し余裕を欠いた先輩の鼻にかかる声が愛しい。

くわえた先輩の先端からは、次々とヌルヌルの粘液が溢れ出してくる。

由里子は先輩の身体から放出された仄かにしょっぱいその液体を、一滴でも零すまいと慎重に喉の奥へと飲み下していった。





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