『主役不在』についての注釈-1
【地雷ゲーム・十七歩】
十七歩とは?
……福本伸行氏の漫画作品『カイジ』シリーズに登場する変則二人麻雀
〇ゲームの流れ
?.まず洗牌の後、双方34牌を手元に寄せる(全自動卓の場合の山牌の数)。
?.ドラ表示牌を適当に巡り、手元の34牌を開ける。
?.その34牌から、立直を含めて満貫以上になるよう(4翻縛り)、聴牌形を作る。
?.最初の34牌のうち、手牌に使った13牌を抜いた残りの21牌を捨て牌候補とする。
相手のあたり牌を避けて交互に捨て牌候補から牌を切っていく(最初の捨て牌で立直をかける)。
?.先に相手のあがり牌を切ったほうが負け。17巡して、どちらもふらなければ引き分け流局。
?.流局するたびに賭け金は倍プッシュ。そして親は交代。
〇和了について
・満貫縛りは確定満貫のみ認め、一発や河底撈魚、裏ドラなどの偶然役を含んだことによる満貫到達は認めない。ただし下記のような、片あがりでの満貫達成は認められる。
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※この場合、?であがれば立直、混全帯ヤオ九、一盃口で満貫だが、?なら立直のみで満貫不達成。
・フリテン、見逃しは認めない。例えば上記の手牌で、相手が?を切ってもあがれず、後に?がでたとしてもフリテン扱いであがれない。もちろん自分のあがり牌を自分で捨ててもフリテン扱いとなる。これは通常の麻雀における立直と同じ。
・空テンリーチは認める。誤リーチによる罰符はない。
〇その他のルール
・親と子に点数の差はない。よって、親が先に切らねばならないというデメリットのみが残る。
・リーチ棒に意味はない。流局での次戦供託などもない。
・風牌は、親が東、子が西に固定する。
・槓、流し満貫、場風牌、ダブル立直、人和はない。