似た者同士なんだ-2 「和紗…!」 あたしは、ないた。 かずきが めちゃくちゃにするから。 あたしの みずを かきまわすから。 あたしに かずきが はいったから。 あたしは、わらった。 声にならない悲鳴をあげて、ふたりは天に昇る。 後日、『餃子が亀の頭みたいに見えたんだ』と和希が話してくれた。 だから、あたしたちは…―