ママのお仕事-1
[お歌、みんなとちゃんと歌うのよ]
夏樹は4歳になる息子 [啓太] を幼稚園のバスに乗せて見えなくなるまで手を振るとマンションの三階にある自宅に戻って、あらかじめ回しておいた洗濯物を干し始めた
毎日汚してくる啓太のシャツ
時々臭い主人の靴下
それに…何枚もの自分の下着…
夏樹は一日に何枚も下着を代える習慣があるので下着の数が異様に多かった
そして時々盗まれてしまうので数を数えておく習慣があった
玄関のベルが鳴る
夏樹は急いで部屋に入るとベランダの薄いカーテンだけをひいて玄関に向かった
覗き穴から見るといかにも不慣れといった若い男が緊張した面持ちでネクタイを直している
失礼します
玄関先で囁くように少し話してから男は室内へと入ってきた
他人にキッチンを見られると主婦としてはちょっと恥ずかしいものがある
男をキッチンのテーブルではなく、ベランダのすぐ手前の部屋に置かれた小さな座卓に座らせて…
じゃあ、見せてもらおうかしら
夏樹に言われて男はカバンの中からいくつか書類を出して夏樹に見せた
夏樹が書類を見ている間、男の視線はベージュのゆったりしたセーターから覗く胸元の曲線に向いている
夏樹はふと、その視線に気づいて男の顔を見た
目をそらせて恥ずかしげに下を向く
あなた…初めてね
夏樹は手にした書類をテーブルに乗せて男の右手をとり、くずした脚の太股に置くと円を描くように擦りながらゆっくりとスカートの奥へと滑らせた
男は息と唾をのむ
男の手に手のひらを添えた夏樹は相手の目をじっと見ながらその中指の先を下着越しに伝わる柔らかさに押し付けて何度も上へ下へと動かした
中指に触れる感触は少し湿り気をおびていて、下着の下の細部のまで感じ取れる
わかった?
そういうと夏樹は男の指先をもう一度自分の秘部に撫でつけながら目を閉じてゆったりと体を揺らす
は…はい…
若い男は両手でスカートの中の下着を掴むと、その滑らかに伸びた脚線に沿ってするりと剥ぎ取ってしまった
座布団…取って
夏樹はスカートを捲りあげると膝を立てて大きく脚を拡げ、座布団を二つに折ると腰の下に潜らせた
赤みをさらに帯びた桃色の秘部が若い男の前にぱっくりと晒される
男はそっと唇をつけてさっき指先でなどった通りに薄い唇から舌を這わせた