女神ラブロリーナ3-4
「どうするぅ?」
「本気で、オレと付き合いたいの?」
「いくら筋金入りの変態の私でも、イイ加減な気持ちなんて大ッ嫌いよ」
「大体何で、オレと付き合いたがるんだよぉ?
教会に来る男なんて他に沢山いるんだし、若くてイケメンなヤツもゴロゴロいるだろう?」
「私はケーンでなきゃあ、嫌なの」
「どうして嫌なの?」
「ケーンが好きだから」
「オレと友達になると、損すると思うぜ」
「私と友達になると、逆に得するかもよぉ」
…
こりゃあ、ラブロリーナの方が一枚、上手なようだ。
「分かった。君と友達になる」
「そう、こなくちゃあ」と、彼女はニッコリ。
すると、オレの両手がやっと自由になった。
やれやれ、参った。
「ところで」
「なあに?」
又、エッチな質問だ。
指を入れて彼女の衣類の胸元辺りを引っ張りながら…
「ブラジャー、付けてんの?」
「付けてないわ」
「下は履いてる?」
「白を履いてるわ」
「白いフツーの?」
「白いパンティよ」
「スカートまくってチェックさせてよ」
オレはスカートに一端に手をかけた時、彼女が手で払いのけた。
「今はダメ」
「あっそ。でも、オレのナニがビンビンなっているんだけどね」
彼女はいきなり、オレの股間辺りに手を入れ、ギュッと掴んだ。
力を込め、ぎゅーっと握りしめる。
しばらくすると、体がスーッと気持ち良くなった。
丁度、自慰した後の快感さと同じ感覚である。
「ハイ、今夜はココまでね」
「…」
「これからも、私のオッパイやお尻を可愛がってね。お願いよぉ」
彼女はそう言って、オレの右頬にキスをした。
ラブロリーナと友達付き合いか…
良い事なのか悪い事なのかは今は判断出来ない。
彼女との付き合いが、今からが起きる騒動の序章だなんて、オレには知る由もない。
いったい、何が起きるやら…。
つづく