女神ラブロリーナ3-2
「胸はいつから、大きくなったのかな?」
「中学の時から、だったかしら?」
え? 学校通っていたの?
そんな事、どうでもイイけどね。
「彼氏が羨ましい」
「彼氏なんて、いないけど?」
「ウソだろう?」
「ウソじゃないわ」
「絶対、ウソだ」
「いやあネェ、信じてくれないのぉ?」
「ラブロリーナのような絶世のグラマー美女に、男がいないなんて絶対おかしいと思うけど」
彼女、寂しげな表情をして、自分の顔をオレの顔辺りに押し付けた。
「そんな事決めつけられちゃあ、悲しくなっちゃうわ」
「じゃあ、いないの?」
「私って図体大きいから、男は誰も寄って来ないのよ。信じて」
「…」
オレは彼女の右肩に手を伸ばし、しっかりと抱いた。
彼女は更に体を密着して来て、耳元で囁いた。
「エッチ関係でもイイから私と、お友達になってくれるぅ?」
いきなりの交際申込みか?
「うーん」
「嫌?」
「嫌っつーか、ココで会ったばかりだし。
どうしたらイイのか、分かんない」
そう、オレ自身は迷っていた。
いきなりだもんなぁ。
それに、相手の素性も分からないんだし。
トマスさんが言ってたように、どこかへ連れ去ってしまうかもしれないからね。
彼女はそんな事はしないって否定するけど…
確証がないから、油断出来ない。
「仮にアナタは嫌だと思っても、もう私から離れられないわよ」
「ハァ?」
いったい、どう言う事だろう?
最初はチンプンカンプンだったけど、すぐに状況が分かって来た。
オレの両手が彼女の体から離れないのだ。
左手は右側の胸に、右手はヒップに密着したままになっている。
彼女は腰を少し上げ、オレの手のひらに下ろした。
巨大尻のケツ圧が、オレの手のひらにのしかかる。