今夜、七星で Tsubaki's Time <COUNT2>-6
「ん…」
恥ずかしいけど、あたしはユースケ君のそれに舌先で触れた。
「んっ…ふ…ぁむ…」
ゆっくりと口の中まで入れていって、大きなそれに吸いつく。
恥ずかしくて、顔が熱くて…こんなことをしている自分に驚いてしまう。
「椿さん…結構うまいね…」
あたしの髪を撫でながら、クスっと笑うユースケ君。
上手とか下手なんてわからないけど、あたしはいつも、早く終わらせたくて、一生懸命先輩のそれをイク寸前まで…愛撫していたから。
「うっ…んっ…椿さん…」
ユースケ君が小さな声で呻く度に、ユースケ君が眉をひそめる度に。
ユースケ君をセクシーだと感じてしまう。
そうしているのが、あたしだと思うとその事実にもドキドキして。
「…んっ…ちゅ…ぷっ…」
吸っては、舐めて。
それを繰り返す度に、グロテスクなそれに何だか愛しささえも覚えてしまって。
「椿さん…もう、俺…イクから…。やめ…」
そうやってあたしの愛撫をやめさせようとするのだけど、あたしは目一杯、奥の方までそれを吸っていく。
「ほんと、やめっ……椿さ…ん!! …い、イクっ…!!」
一瞬大きく膨れ上がったかと思うと、びくんびくんと動きながら激しく体液をあたしの唇の中に流し込む、ユースケ君のそれ。
いっぱい、いっぱい流れ込んでくる。
「マ…ジかよ…。俺、こんなの…」
ユースケ君は吐息を荒くさせながら、額に手を当てて汗を拭っている。
あたしはごくん、と苦みのある体液を飲み干すと唇を離した。
「いつも、こんなことやってんの…?」
…その質問に、あたしは何も答えることができなかった。
でも少なくとも先輩のときと違って、ユースケ君のは嫌じゃなかった。
それが、どういう意味なのかはあたしにはわからないけど。
「椿さん」
「きゃ…!」
ドサッとあたしの体がユースケ君の手によって、シーツの波へと沈んでく。
ユースケ君はどこからかコンドームを取り出すと、体液を出してもまだかたさを保ったそれに被せる。
「誰に…抱かせてるわけ?」
「…あっ…!」
ゆっくりと、あたしの中に埋まってくそれ。