コードギアスDworld[煉]-2
ガチャ。
ハノン「ユーリ?大丈夫か?」
ユーリ「ああ、ZEROの決めた事だからな。従わなければ。」
ハノン「…」
ミヅキ「ZEROは世界をどうしたいんだよォ?(泣)」
ZEROッッ
ハノン「…世界を手に入れたいんぢゃない?」
俺は静かに言った。
ミヅキ「そうだッッ!ZEROに受け入れませんッッていっちゃえば?」
ユーリ「駄目だよ。ZEROを敵に回すって事は、超合衆国を敵に回すって事。超合衆国を敵に回すって事は、世界を敵に回すって事だよ。
それに言うったって、こんな小国なんてて相手にされないだろうし、手紙送るだけでも書類を何十枚も書かなきゃ行けなくなる。」
ミヅキ「だからって。ZEROの支配下に成れって?!
この国はそんなに脆かったっけ?!」
ミヅキの言うとおりだ。
今迄だってこういうのはあった。
先代達はどうやって乗り越えて来た?
枢木をどうやって負かしてきた?
ハノン「発表はいつ?」
ユーリ「来月の今日だって。」
ユーリが力なく言う。
ミヅキ「1ヶ月ゥ?!それしか亡いのッッ?!」
ハノン「判った。」
俺は部屋を出ようとする。
それをミヅキがとめた。
ミヅキ「判ったって何?
それに何処いくのッッ?」
ハノン「ZEROの同行が読めない。
とにかく俺は先代達の資料を読んでくる。」
ユーリ「僕は?!ッ…どーしらたいい?…」
そうか。
ユーリは俺無しで自分の部屋を出た事がないからな。
ハノン「ユーリは何時もどうりの生活な。
頭首の威厳が崩れ落ちないように。ミヅキが就いてるから。」
ミヅキが慌てて首を縦に振る。
俺は部屋を出た。
この国最大級の図書館は国立DATAbase。
因みにそれはこの館内にある。
それは俺。
俺はこの世界にある『事柄』全てを暗記している。
だから「資料を読んでくる」必要はない。
あれは嘘だ。
だがZEROの同行が読めないのは本当。
形式的な形だがが、ZEROは公共の場に出る時は風習で仮面を被る。
だが俺にはそれだけでない様に思える。
世界をあれだけ制圧しているのだから第2代ZEROのスザクと余り能は衰えていない。
しかも常日頃がら心にも仮面を付けていると推測する。
駄目だ。俺だけでは足りない。
年齢からして、経験値が余りにも少ない。
能力が。能力さえあればッッ。。。