投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ラブベイビー
【コメディ 恋愛小説】

ラブベイビーの最初へ ラブベイビー 5 ラブベイビー 7 ラブベイビーの最後へ

ラブベイビー-来--2

「…お母さん、あなたを抱っこしたかったヒッヒッフー」

「おい…。赤さーんお母さん頑張ってるよ!早く出てきてー!」

「…お母さん、あなたを産んでって、こらこらこらこら!ヒッヒッフー!」

「あ?何だよ!赤さん誕生の瞬間映像に残して悪いかよ!」

「あんたの角度が問題あんのよ、ヒッヒッフー!」

「あ?角度!?」

「誕生の瞬間と共にアタシの秘密の花園まで映像に残す気!?ヒッヒッフー」

「あ、悪い。つい無我夢中で…」

「ついで済まされることじゃねーわよ!秘密の花園が公の花園になっちゃうでしょ!?アタシに生き恥曝せっての!?ヒッヒッフー」

「すいません」

「たく、フザケろ。ヒッヒッフー!」

「お前ってさ、俺より若いけど年齢疑いたくなるときあるよなー」

「それ今言わなきゃいけなかった?ヒッヒッフー」

「ほらーお母さんが怒ってるよー」

「あーもう何でもいいから話してー。痛くて死にそうヒッヒッフー!」

「そう言われるとプレッシャーだな…」

「早く早く!いーたい、痛い痛い痛い痛い!!死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!!ヒッヒッフー!」

「えっなっ、大丈夫か?」

「うーあーっ!いーたーいーっ!!早くしろよハゲーっ!!来てる来てるっ!!」

「えっと、あのな、一昨日な」

「うんヒッヒッフー!」

「あの、えっと、俺な」

「早く!ヒッヒッフー!」
「あの、俺いつも通りに家帰った訳だよ」

「うんヒッヒッフー!」


「鍵開けて玄関入るじゃん」

「うんヒッヒッフー!」

「玄関に猿いた」

「ぇええええーっ!何でよおおぉぉヒッヒッフー!」

「知らねぇよ!鍵は全部掛かってたのにいたんだよ!」

「密室じゃんかー!ヒッヒッフー!あんたが変な話するから赤ちゃん引っ込んだじゃんかー!」

「ぬぁにぃーっ!?あ、あともう一個あった!!」

「何よ!?ヒッヒッフー!」

「子連れだった」

「うっそおおおぉぉぉ!!」


ラブベイビーの最初へ ラブベイビー 5 ラブベイビー 7 ラブベイビーの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前