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想いのいきつく果て
【女性向け 官能小説】

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想いのいきつく果て〜Final〜-12

「ひろ…顔やらしい…」

「…っ…だって…おかしくなっちゃいそう…」

しのはフッと笑って指先を胸に這わせた。

「あっ…はぁぁぁ…」

「いくらでもおかしくなってええよ、俺も同じやから」

そしてまだ触ってもいないのに主張している胸の頂きを口に含んだ。

「あっ…あぁ…」

音をピチャピチャたてながら乳首を舐めたり吸ったりするしのの舌に酔いしれていく。

しのの右手が脇からスーッとおへそへ更にその下の秘部を通り越し内腿を撫でている。

その間も乳首への刺激は続いて、あまりの快感で身体が小刻みに震えてしまう。

「っ…しの…く…感じすぎ…ちゃう…」

そんな私を見てフッと笑みをこぼした。

「紘子…これから一生お前を抱き続けるで…子供が生まれても生まれなくても…お前を女としてずっと愛し続ける。覚悟しーや」

そんなしのの言葉は私の体に更に魔法をかけた。

 クチュ

しのの人差し指が私の熱くなった秘部をまさぐり、身体中に電気が走った。

「あっあぁぁ……」

「ひろ、いっちゃったん?」

意地悪そうな笑みを浮かべながら嬉しそうに尋ねてくる。
恥ずかしさで赤面した私の頬を包み込み、顔を近付け囁いた。

「めっちゃ可愛い…」

甘い言葉と同時に、しのの熱い固くなったものが一気に私を貫いた。

「っ…あっ…や…しの…あぁぁ…」

「ひろ……はぁ……お前…ほんま…色っぽすぎ…」

息がかかるほどの近さで囁くと、しのの腰の動きが激しさを増していく。
二人はお互いの温もりを感じながら今までにない快感に達した。


まだボーッとしている紘子の髪を指先で絡ませながら唇を重ねた。

「愛してる」

言葉でいくら囁いても足りない。
こんなに人を愛しく感じるなんて。
しかもこの俺が。

でもわかってる。
紘子だから。

「しのくん、私も愛してるよ?」

赤面しながら俯き加減に呟く紘子があまりに可愛くて力いっぱい抱き締めた。
頬にかかった髪を後ろに流し、頬に手を添えキスをした。

何度も。
愛しくて。
ただ愛しくて。
心で誓いながら。

笑っちゃうくらいありきたりな言葉だけど。

必ず幸せにすると。
一生大事にすると。

そしてやっと手にいれた宝物を二度と離さないと。


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