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言ってくれなきゃ
【青春 恋愛小説】

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言ってほしかったかも-3

『いや、嬉しいとかそういう次元の問題ちゃうやろ!問題できんくて焦ったわ!』





くだらない話に花を咲かせていると、担任が来てSHR。特にこれといった用もなく解散となった。




『やっと終わったぁ♪ 帰ろ帰ろ』


「あたし掃除当番やからここでね」


『うん!バイバーイ!』





あたしと暁は廊下でお互いの用意が終わるのを待ち、一緒に帰るのが暗黙の了解となっている。



友達と遊ぶ時や用がある時もそこで言う。杏奈が掃除当番じゃない時は3人で玄関まで一緒に行く。




 ガラガラ


『帰ろ〜』


『ん、ちょっと玄関で待ってて』


『わかったぁ!』





なんか用なんかなぁ?とか思いながら1人で玄関に行き、待つこと20分。





『わりぃ』

『うぅん!帰ろ♪』

『おぉ』





手を繋ぐでもなく、ずっと話しをするわけでもないけど、暁と隣で並んで歩くと凄くホッとする。



こういう時に好きやなー。って実感する自分がいたりする。


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