未完成恋愛シンドローム - Crazy Children --18
「い・・・・っ!」
痛みで我に返る。
「・・なにすんねん・・・」
抗議の声が弱まってきているのが判る。
痛みだけではない、なにかを感じていることに気付いたからだろうか?
「嫌やった?」
つねった痕をさすりながら、聞いてくる。
「・・痛いのは、誰だって嫌やろ」
顔を背けながら答える。
「そっか」
不意に、コタローが口元だけで笑った。
「そんなら、痛く無かったらイイねんな?」
「どういう―」
意味かと聞く前に、コタローの指が動き、片手だけで器用にシャツのボタンを外していく。
「―おまえっ」
―チュッ
「ふぁ・・・!」
びっくりした。
コタローがいきなり乳首に吸い付いてきたこともそうだけど、その行為によって感じたのは痛みやくすぐったさではなく、明らかな快楽だった。
「ひっ・・吸っちゃ、ヤダぁ・・・っ」
コタローが乳首を吸い、舐める時のなんとも言えない感じに、喉が震える。
―こんな・・こんなんっ・・・
「イヴって」
不意にコタローが口を開く。
と同時に乳首も解放されるが、尻の中を掻き回す指は止まる気配がない。
「あ・・・・?」
「ほんま感度いいよな」
「・・・?」
―感度?
「例えば―」
「ひゃっ」
いきなりへその周りを舐められ、甲高い声をあげる。
「こんなことされても感じるし」
「・・・・」
無言で睨み付ける。
「普段白い肌がピンク色に染まってて」
開いた方の指が乳首を摘み、こねられる。
「んぁ・・・」
「めっちゃやらしー」
褒めてるんだかなんなんだか判らないことを言ってくる。
「イヴ」
「・・・?」
名前を呼ばれ、怪訝な顔をする。
「入れてイイ?」
膝立ちの体勢で、コタローが言う。
「ぁ・・・・」
袴の上部から出ているコタローのちん○んに、視線が釘付けになる。
「・・・・」
いつの間に、こんな身体になってしまったんだろうか?
「・・・えーよ」
気がつくとオレは、
「・・・、入れて―」
自ら尻を広げ、そう言っていた。
―ぐぐっ
「ふ、ぅっ・・・」
「力抜きや」
目を瞑り、ゆっくりとちん○んか侵入してくる感覚に耐えていると、コタローの声が聞こえた。
―やってるわボケ・・・
心の中で毒づいてやりながらも、確実に体内に埋め込まれていく圧力に言葉が出ない。
―つぷ、んっ
「―っ」
一番太いエラの部分が入り、少しだけ楽になる。
「やっぱさー」
「ぁ・・・・?」
余裕のないオレと比べ、軽い口調のコタロー。
「お尻いじってるやろ」
「!!」
余裕がない所に更に図星を突かれ、思わず顔を背ける。