僕らの関係 学園祭-30
「ん、そう、そこ……あはぁ……なんか、りっちゃん……気持ちよくなってる……の?」
「うん……、コータのオチ○チン、里奈のアソコを苛めて……よくしてくる……よ」
「仕返しかもね……この前の」
「さっき見せたじゃない……、里奈の恥ずかしいとこお」
「仕返し……常に三倍だもん」
「じゃ、じゃあさ……あと二回もしてくれるの?」
「んふふ、どうしようかな……」
――あと二回も抱けるの? んーん、もっと抱きたいよ。際限なく、限りなく、里奈の体を楽しみたい。
引き抜いては乱暴に突き上げる。その度に彼女は苦しそうに呻くが、その表情は眉も目尻もだらしなく垂れ下がり、唇の端から唾液が零れだす。
「や、やあ、痛いのにぃ……なんか変なの……」
里奈は昼間男子の視線を一身に浴びたその足で彼の腰を絡めとる。パイプ椅子は不安定で腰が打ちつけられる度にがたがたと音を立てる。
「なんかね、もうね、里奈ね……ダメなの……だからね……こうたあ……先、イッチャウかも……」
「待ってよ里奈……、僕も一緒に……」
下唇を噛み、目をきゅっと瞑る。しゃっくりのように息を飲むと、里奈はワイシャツの胸元をねじるように掴む。すると、彼女の膣内部が大きく波打ち、奥から熱いものが溢れてくる。
「あ、イク、里奈、イクかも……、あ、ダメ来ちゃう!」
「里奈、僕も……」
急ぎ足で絶頂を目指す幸太だが、里奈は短い呼吸を繰り返し、焦点の定まらぬ視線を彼に向ける。
「ん、ゴメン……、里奈、コータのこと追いてっちゃった」
力なく笑う彼女の膣内部の締め付けはどんどん緩くなる。
「ずるい……りっちゃん、待ってくれてもいいのに」
「だからあ……ゴメンって言ってるでしょ? んふぅ、はぁ……あ、里奈のぉ、身体ぁ、使っていいの、コータだけぇ、特別だもん! それでぇ許して? ね?」
いつもの天使の微笑みを浮かべられると頭は上がらない。
「うん、りっちゃんで僕、しちゃうね……」
それでも収まりきらぬ気持ちを慰めようと、幸太は熱心に彼女の身体を求める。
「ん、ふわぁ……コータ、やっぱりすごいね。エッチしたことあると違うんだね」
もう誤解を解く必要も無い。既に一人の女を抱き、そして快感をもたらしたのだから。
「りっちゃん、僕、もうすぐ……あ、出る! うくぅ!」
里奈の頼りない肩を力強く抱きしめる。爪はきちんと切っている。だが、あまりに強くしがみ付くせいで赤くなってしまう。