ファヴェアサーカス団〜獣娘達との奇妙な生活・初日〜-1
「ふぅん…ただの人間があたしたちのサーカスにねぇ…」
―テントに併設された団長室で書類を見ながら褐色の毛皮に覆われた長い脚を組み替えたのは、このサーカス団の団長・リオ…ライオン娘につきものの豊かなココア色をしたタテガミをかきあげると、目の前で緊張している少年の姿を琥珀色の細長い瞳で見つめ、ニヤリと笑っている。
「は、はい…あの…やっぱり獣人の女の子じゃないとダメですか?」
金髪のむく毛に透き通るような白い肌…まさに「絵本の世界から飛び出した男の子」という言葉がぴったりな少年・セリスは目の前で不適な態度を取るリオとは対照的に青い瞳で不安そうにじっと顔を覗き込んでいる。その様子が益々気に入ったらしく、リオがあっけらかんとした様子で答えた。
「いや?このサーカス団は獣人しか入っちゃいけない、なんて決まりはないからね。あたしの言う事が聞けるんだったら、例え人間でも大歓迎さ」
「良かった…」
恐らくダメだと思っていたのだろう、意外な返事に大きな安堵の溜め息をつくセリスにリオが強い口調で最初の命令を出す。
「んじゃ、まずはこれに着替えて貰おうか…その格好じゃ客と区別がつかないからね」
そう言ってリオが脇に積まれた衣装に手を伸ばし、徐にセリスに投げつけると…受け取ったセリスの顔が耳まで真っ赤になって行く。
「あ、あの…これって…フンドシ…ですよね?」
「そうだよ?このサーカス団ではこれが団員共通の衣装なんだ。あたしだって着てるだろ?」
確かに言われて見れば、団長のリオですら着ている衣装と言えば薄い白のフンドシ一枚のみである。だが…流石にまだ15才のセリスがこの格好になるのは少し抵抗がある。
『それでも、ここで断る訳には行かない…』
覚悟を決めて、手にしたフンドシを握り締めるセリス…だが、ふとある事に気づき疑問を投げかける。
「あの…更衣室は…」
「そんなもん有る訳ないだろ。ここで着替えるんだよ」
あまりにきっぱりとした団長の答えに、セリスはただ従うしか無く…渋々ながら服を脱ぎ捨て、産まれたままの姿になって行く。
無駄な体毛が一切ない少年の体は余分な贅肉も見られず、まるで古代の遺跡から発掘された大理石の彫刻のような美しさを醸し出している。大事な部分を見せまいとリオに背を向けて着替えているが故に、小振りな果実を思わせる尻肉が無意識のうちに卑猥な雰囲気を生み出していた。
『ふぅん…人間にしてはいい体だね…それじゃあ、まずは味見と行くか…』
獲物を目の前にしたハンターのように舌なめずりをしたリオが突如立ち上がると、着替えが終わったばかりのセリスに背後から抱き付き耳元でそっと囁く。
「どうだい坊や…新しい衣装の感触は?」
「えッ…!?え、えっと、あの、その、んっと…ひあああっ!」
答えを告げる前にセリスの声が上擦る。後ろからリオの爪がフンドシ越しに幼いペ○スをなで上げたからだ。
「ふふっ…答えを聞くまでもないみたいだね…んっ…」
満足そうに微笑むリオが唇を重ね、ざらついた舌をねじ込ませながら体勢を変え抱き合う…
胸板には豊満な乳房が、そして前垂れを突き抜ける程固くなったペ○スには、やや長いペ○スが押し付けられる。
「ふぅぅぅっ…うっ…ううううっ…」
今まで感じた事のない快楽に声を漏らすセリス…それに呼応するかのように、股間の肉棒はより一層硬さを増して行く。
一方のリオもそれは同じだが、長さが一回り違う分だけペ○スがペ○スを犯す形になる。絡み合う二本の肉槍同士の攻め合いは、圧倒的にリオが主導権を握っていた。
そして押し寄せる快楽の波に耐えきれず、セリスが前垂れの中に精液を吐き出すのにそれほど長い時間はかからなかった。
「ふむぅぅぅぅぅぅっ…ううっ…うふぅぅぅぅぅぅっ…」
リオの体にもたれかかるようにしがみつき、ぐったりと力が抜けるセリス…それでもまだ突くのを止めないリオだが、少し遅れて自らも絶頂に達する。
「ふぅぅぅっ…んっ…はあっ…はあっ…はあっ…はあっ…」
愛おしい我が子を抱くように、強くセリスを抱き締めるリオ…一方のセリスも母親に甘えるかのように、体の全てをリオへと預ける。
これから起こるであろう、官能的な毎日を夢に見ながら…